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2022-12-07

母胎を再現する障がい児教室

十月十日の胎中は「いのちの根源」であり至福の空間です。

ひらめき集中塾は「母胎を再現する」教室をめざして障がいがあるお子さんと触れ合ってきました。

人はみな母の胎から生まれてきます。母の胎内にいる時は、母と子の二人のこころが響き合い調和しながら、母胎でいのちを宿した胎児がすくすくと育まれていきます。いのちを生み出す力は母だけが持っています。この宇宙でもっとも偉大な存在は、母胎で胎児に命を宿す力を持つ母という存在なのです。

知的障がいがあるお子さんは、そのことをよく知っています。母胎の中で胎児は羊水に満たされ、母の体内音がまるでオーケストラ、ジャングルや自然界の音響な環境で、それを全身で浴びながら音を栄養として成長していきます。

母は胎児を思い、十月十日のあいだ、心穏やかに母胎に心地よい振動を与えながら過ごしていきます。

へその緒が切れ、平安と至福に満たされた母胎環境との別れの瞬間、赤ちゃんはおぎゃーと泣き叫びます。新たな世界へと生れ出た赤ちゃんは、母の胸に抱かれそこでやっと安堵し泣き止みます。母に抱かれたとき、懐かしい心臓の鼓動が再び伝わり母胎を思い出すのです。

地球はゆたかないのちを育む母胎に似ています。母なる大地、母なる自然の山々、母胎のような大海原、いろんな表現でわたしたちは母なる地球を形容します。「母胎のような社会」が一日も早く生み出されることを障がいがある人たちは待っています。

 

 

 

 

 

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